日本に古くから伝わる薬膳と、現代の栄養学。どちらも大切にしながら、サステナブルに食を楽しむ薬膳style。おいしいが未来になる。家族や仲間、大切な人とLAGOM(=スウェーデン語で、頑張り過ぎない、心地よい)で豊かなおいしい時間を♪

【作り置きレシピ】初夏に味噌おでんが美味しい!今日のランチ。

おもてなしレシピ作り置きレシピ

こんにちは🍀

新緑がきれいな初夏。鳥たちもにぎやかで、木々の芽もぐんぐん伸び、花々も咲き誇って、輝きをはなっていますね。

太陽の陽ざしとカラっとした風が、とても心地いい。

週末、美味しい旬の野菜を求めて、マルシェに行ってきました。

沢山の美味しい新鮮な野菜やフルーツがそろっていて、いつも大勢の人で賑わっています。

この時期は、特に豆類がおいしい。

生のフレッシュなグリンピースやそら豆など味わえるのは旬のこの時期だけです。

ポタージュにしたり、茹でてトッピングに使ったり。でも、まず一番に食べたいのは、やっぱり、ご飯と一緒に炊き込む、豆ごはん。

今回は、グリンピースご飯や、そのほか今の季節が旬の食材を使って、4品作りました。

 

グリンピースご飯③

ところで、我が家では、この時期、味噌おでんが、よく登場します。

味噌おでん②

おでんって、寒い冬に食べるものだと思われる方も多いかもしれません。

でも、味噌おでんは、赤味噌が、体のこもった熱を冷ましてくれるので、今のちょっと汗ばむ季節にぴったりなんです。

大根、こんにゃく、玉子、厚揚げ、タケノコなどを入れて、甘めの赤味噌でコトコトと煮ます。

今回は、そんな、赤味噌おでんのレシピをご紹介します。

【作り置きレシピ】赤味噌おでんの材料(3~4人分)

  • 大根…10センチくらいにカットしたものを1本
  • 厚揚げ…2個

厚揚げ

  • 茹で卵…5個
  • 竹の子…約10センチのもの1個
  • こんにゃく…1/2枚

こんにゃくと竹のこ

  • 紫蘇(飾り用)…2枚
  • 昆布…5cmのもの1枚
  • 水…カップ5(1000ml)
  • 顆粒だし…大さじ3
  • 生姜(すりおろし)…1片分

【味噌だれ】

  • 赤味噌…60g(大さじ4)
  • 砂糖…大さじ2と1/2
  • 酒…大さじ1
  • みりん…大さじ2

赤味噌おでんの下準備

◇大根を下茹でする。

  1. 大根の皮をむき、3センチ幅のいちょう切りにする。
  2. 鍋に、大根がかぶるくらいの量の米のとぎ汁(ない場合は、生の米を大さじ1でもよい。)を入れ、大根に串をさして、すうーっと刺さるまで茹でる。
  3. ざるにあげておく。

大根下茹で

◇玉子を茹でる。

  1. 玉子のおしりの方(とがっていない方)を、スプーンで軽くたたいて、ヒビを入れる。(こうすることで、殻がするっとむけやすくなります。)
  2. 7分ほど茹で、水に5分ほど漬けて荒熱をとり、殻をむいておく。

◇こんにゃくを下茹でする。

  1. こんにゃく1/2枚を、さらに縦に三等分し、さらに斜めに切って、三角形に切る。
  2. 沸騰したお湯に入れ、3分ほど茹でて、ざるにあげておく。

◇竹の子をカットする。

  1. 竹の子を、横半分に切り、先の部分は、縦に食べやすい大きさにカット。下半分は、横に半月切りにする。

赤味噌おでんの作り方

  1. 全ての具材が入るくらいの、大きめの鍋に、水と昆布を入れ、中火で煮立てる。
  2. 煮立ってきたら、顆粒だしを加え、昆布は取り出す。
  3. 2に、全ての具材を入れ、10分煮る。※point 各具材が、なるべくばらばらにならないよう、まとまる感じで入れようにするとよい。
  4. 火を弱め、味噌だれとおろししょうがを加え、煮立たない程度の火加減で、20分煮る。
  5. ほどよく、水分がとんできたら、火を止め、蓋をして、しばらく置き、味をしっかりとふくませる。
  6. 紫蘇のみじん切りをのせて、完成。

味噌おでん①

甘めの赤味噌で、ご飯がすすみます。