こんにちは🍀
秋真っ盛り。食欲の秋ですね。
おうちで、かんたん!味は本格的な薬膳カレーを3つご紹介します。

第1弾 かぼちゃと鶏肉を使った薬膳カレー

第2弾 牡蠣とほうれん草の薬膳カレー

第3弾 スペアリブと甘栗の薬膳カレー
薬膳は、季節や気候、そして、食べる人の体質や体調に合わせて、食材を選び、それを組み合わせて作る、いつでもどこでも手軽にできる、サステナブルな栄養学。
そして、薬膳カレーは、薬膳メソッドをとりいれ、新鮮なスパイスがたっぷり入った、カラダに優しいカレーです。
スパイスは、古くから、薬としても使われ、温煦作用、血行促進、整腸作用、ストレス発散など、カラダに嬉しい効果がたくさんあります。
そんな、薬膳カレーで、カラダを整えてみませんか。
【薬膳カレーレシピ】第1弾:かぼちゃと鶏肉の薬膳カレー
『かぼちゃと鶏肉の薬膳カレー』の材料(3人分)
- かぼちゃ…400g
- 鶏もも肉…300g
- 玉ねぎ…大サイズ1個
- 鰹節…10g
- 昆布…5cmを1枚
- 水…4カップ
☆使用するスパイス
- クミン・コリアンダー…各大さじ2
- ターメリック…大さじ1と1/2
- 陳皮…大さじ1
- カルダモン…小さじ1
☆使用する調味料
- 塩…小さじ1
- みりん…大さじ1
- 牛乳…大さじ2
『かぼちゃと鶏肉を使った薬膳カレー』の下準備🍛
1.玉ねぎをみじん切りにします。
2.生姜とニンニクもみじん切りにします。
3.かぼちゃは、皮をむき、3センチ角の大きさに切ります。
4.鶏もも肉は、食べやすい大きさにカットし、塩コショウをして(分量外)、小麦粉大さじ1をまぶします。
小麦粉をまぶすとこのような感じに。
『かぼちゃと鶏肉の薬膳カレー』の作り方🍛
- 工程1:だしとり
- 工程2:玉ねぎを炒める。
- 工程3:
- 工程4:
☆工程1:だしとり
1.まず、だし汁を作ります。
小鍋に、分量の水、昆布を入れ、弱火で10分ほど煮て、火を止め、昆布は取り出します。
2.1を、火にかけ、沸騰直前で、鰹節を加え、5分ほど煮て、火を止めて、こします。

☆工程2: 玉ねぎを炒める
1.フライパンを熱し、大さじ3のオイルをしき、まず、みじんぎりにしたにんにく、生姜を弱火で炒めます。
2.にんにく、生姜の香りがしてきたら、次に、玉ねぎと陳皮を炒めます。
3.だし汁と陳皮を加え、さらに中火で10分ほど煮て、いったん、火を止めます。
4. ハンディブレンダーで攪拌して、なめらかにします。
5.4にスパイスを加え、中弱火で、5分煮つめ、火を止めます。
☆工程3:鶏肉を焼き、かぼちゃを蒸す。
1.別のフライパンに油をしき(分量外)、鶏肉をこんがりと焼き色がつくまで焼き、
かぼちゃは、蒸し器で蒸します。
2.カレーに加えます。
☆工程4:仕上げ。調味料を入れる。
煮詰めて、ほどよくとろみがつき、鶏肉が中まで煮えたら、塩→牛乳→みりんを加え、さらに、ひと煮立ちしたら、完成です。

ライスはターメリックライス。
仕上げに、三つ葉や、松の実、クコの実をトッピングして。
【薬膳カレーレシピ】牡蠣とほうれん草の薬膳カレー(所要時間35分)

牡蠣とほうれん草の薬膳カレー
『牡蠣とほうれん草を使った薬膳カレー』材料表
・水…カップ4
・昆布…1枚
・カツオ厚削り節…10g
・玉ねぎ…中サイズ1ケ
・にんにく…1片
・生姜…1片
・トマトピューレ…大さじ2
・牡蠣…1袋
・ほうれん草(今回は冷凍のもの)…50g
☆使用するスパイス
・陳皮…大さじ1/2
・クミン…大さじ2
・コリアンダー…大さじ2
・ターメリック…大さじ1と1/2
・カルダモン…ホールタイプを1粒
☆使用する調味料
・白だし…大さじ2
・牛乳…大さじ3
・みりん…大さじ2
・塩…小さじ1
【牡蠣とほうれん草を使った薬膳カレー】の下準備
・にんにく、生姜をみじん切りにしておく。
・玉ねぎをみじん切りにしておく。
・各スパイスを小皿に出しておく。
『牡蠣とほうれん草の薬膳カレー』の作り方🍛
☆工程1:だし汁を作る。
- 鍋に、水、昆布を入れて、弱火で10分煮だし、昆布は取り出しておきます。
2.1の、昆布だし汁が沸騰直前で、厚削り節を入れて、5分煮だしたら、こしておく。
☆工程2:玉ねぎを炒める。
1.だし汁を作っている間に、フライパンで玉ねぎを炒めます。
まず、フライパンに、オイルを入れ、弱火でにんにく、生姜を炒めます。
香りがたってきたら、玉ねぎを入れ、きつね色になるまで、10分ほど炒めます。

2.1に、だし汁を加え、7~8分ほど煮たら、陳皮、トマトピューレを加えて、さらに5分ほど煮て、火を止めます。
3.2を大きめの鍋に移し替えて、ハンドブレンダーで攪拌し、なめらかにします。
☆工程3:スパイスと具材を加える。
1.なめらかになったら、白だし、スパイスを加えます。
5.4に、牡蠣、ほうれん草を加え、中弱火でさらに煮ます。
☆工程4:調味料を入れる。
5に、牛乳、みりん、塩を加え、味を整えて、完成です。

白いごはんに、アクセントに白ごまをかけて。
【薬膳カレーレシピ】第3弾。スペアリブと甘栗の薬膳カレー
『スペアリブと甘栗の薬膳カレー』材料
- 水…4カップ(800ml)
- にんにく…1片
- 生姜…1片
- スペアリブ…6本
- ミニトマト…3個
- 甘栗…1パック
- 昆布…5cm1枚
- カツオ厚削り…10g
- 白だし…大さじ1

白だしと塩
- 牛乳…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 塩…小さじ1と1/2
☆使用するスパイス。
- クミン…大さじ2
- コリアンダー…大さじ2
- ターメリック…大さじ1/2
『スペアリブと甘栗の薬膳カレー』の下準備。
- スパイス類を、皿に出しておく。
- 甘栗を、3~4等分にカットしておく。
- 玉ねぎをみじん切りにする。
- にんにく、生姜もみじん切りにする。
『スペアリブと甘栗の薬膳カレー』の作り方。
☆工程1:スペアリブのあく抜きをする。
- 鍋に(深めのフライパンでもOK)、たっぷりの湯を沸かし、酒大さじ2を加え、沸騰したら、スペアリブを入れ、5分ほど煮て、あくをとります。
2.1をザルにあげて、肉を水で洗い、表面のアクや、汚れをとり、皿に出しておきます。
☆工程2:だしとり(⏱10分)
- 鍋に水カップ4と、昆布を入れ、中火で煮ます。
2.5分ほど煮て、だしが十分にとれたら、昆布をとりだします。
3.2を再度火をかけ、沸騰直前で、カツオぶしを入れ、5分煮ます。
4.十分にだしがとれたら、かつおぶしをとりだして、冷ましておきます。
☆工程3:玉ねぎを炒める。(⏱8分)
~だしとりをしている間に、フライパンで玉ねぎを炒めていきます。~
1.フライパンに、オイルをしき、弱火で、みじん切りにした、にんにくと生姜を香りが出るまで焦げないように炒めます。
2.1に、玉ねぎを入れ、きつね色になるまで、しっかりと炒めます。(⏱8分)
☆工程4:だし汁を加え、スペアリブを煮る。(⏱10分)
- 玉ねぎを炒めたら、だし汁、スペアリブを加え、10分煮ます。
2.あくが出てきたら、ていねいにすくいとります。
☆工程5:スパイスを加える。(⏱15分)
- 煮えたスペアリブをいったん、皿にとりだします。
- 中身を、大きめの鍋に移しかえ、ハンドブレンダーで、なめらかにします。
3.2に、スパイスを加えます。
4.再び、スペアリブを戻し入れ、ミニトマト、甘栗、白だし、牛乳、塩、みりんを加えて、約15分間、コトコト煮たら完成です。

ご飯は五穀米を使っています。
お皿に盛り付けたら、お好みで、三つ葉、松の実、クコの実をのせます。
【薬膳カレーレシピ】今回使用したスパイスの効果・効能は?
スパイスは、香りや味の決め手となるだけでなく、古くから、薬としても使われ、その効能はたくさんあります。
今回使用した、スパイスの効能をご紹介します。
◉カルダモン ⇒ショウガ科の植物で、種がスパイスになります。スーッとした香りから、香りの王様ともいわれています。カラダを温め、消化を助け、口臭予防・リラックス効果があります。
咳や痰といった呼吸気管の不調にも効果があります。

カルダモン
◉ターメリック(ウコン)⇒カレーの黄色はこのターメリックの色です。お酒をよく飲む方にはお馴染みだと思います。カラダの熱を冷まし、気と血の巡りをよくします。他にも、アンチエイジング・デトックス、美肌効果。また、最近注目されているのは、脳の活性化にも効果があるようです。

ターメリック
◉クミン ⇒カラダを温め、食欲増進・血行促進・ストレス発散・解毒・健胃整腸作用・免疫力の向上。
リラックス効果もあります。

クミンシード
◉コリアンダー ⇒パクチーの葉や実を乾燥させたものです。カラダを温め、食欲増進・デトックス効果。

コリアンダー(実)

パクチー
秋におすすめの薬膳カレー『かぼちゃと鶏肉の薬膳カレー』・『牡蠣とほうれん草の薬膳カレー』・そして、『スペアリブと甘栗の薬膳カレー』の3種をご紹介しました。
季節や体調・体質に合わせ、食材を選び、スパイスも調節するのが、薬膳style。
是非、あなたのオリジナルの薬膳カレーにも挑戦してみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました🌈