5TASTES&COLORSとは、「5つの味と色」。五味と五色などをとりいれ、気軽に栄養管理ができる、おうち薬膳スタイル。おうちごはんをもっと自由な感性で…。そして、自然と体質改善…。カラダ整う。おいしいが未来になる。
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スープ

簡単10分の「蜆と夏野菜の薬膳スープ」作り方は?夏バテ・貧血対策にも!

しじみとオクラの薬膳スープスープ

こんにちは♪
KANAパンの「おうち薬膳カフェ」です。
薬膳知識をとりいれた、旬の食材を使ったカジュアルな料理レシピを皆さんとシェアしたく、このブログを立ち上げることとなりました。
どうぞ、カフェにいるような気分で、リラックスして読んでくださいね(^^)

夏食材の「蜆 しじみ」。
「寒性」の性質をもち、体にこもっている余分な熱をとってくれて、夏バテに効きます。
また、「肝」を補うことから、貧血気味の方は特に、積極的にとりいれるとよいです。

貝類は、購入後、洗ってすぐ冷凍保存してストックしておけば、3ヶ月くらい保ちます。
しかも、冷凍したしじみって、オルニチンなどの栄養素が、生のものと比較すると8倍にもなるんですよ。
そこで今回は、冷凍保存したしじみ夏野菜のオクラでとっても簡単、10分でできる薬膳スープをご紹介します。
忙しい朝の朝食にも、超オススメです(^^)

今回のポイント
・冷凍しじみは、凍ったまま調理する。
・酢を入れると、殻に含まれる栄養素が溶け出し、旨味も栄養もさらにアップ↑。

しじみと夏野菜(オクラ)の薬膳スープ作り方

しじみと夏野菜(おくら)の薬膳スープ(所要時間10分)
・しじみ(砂抜き済み)200グラム
・オクラ 3本
・みつば 一束
・水 3カップ(約600cc)
・白だし 大さじ3
(お好みで加減してください)

・酒 大さじ2
・酢 少々
・塩少々(オクラの板ずり用)少々

☆まずは下準備から♪
・オクラにをふり、まな板の上でゴロゴロと両手で転がします。
・沸騰した湯で15秒ほど茹でて、さっとザルにあげ、粗熱がとれたら輪切りにしておきます。

<作り方>
①鍋に水と冷凍庫から出したしじみを、凍ったまま、ほぐしながら入れ、火にかけます。
②沸騰してきたら、アクを丁寧にすくいとり、白だしを加えます。
オクラを加え、火を止めます。
器に盛り付け、仕上げに、香りが良くて食欲増進効果のある三つ葉もたっぷりのせて…
完成です!!

しじみとオクラの薬膳スープ

しじみとオクラの薬膳スープ

※今回は、オクラですが、同じく夏が旬のモロヘイヤを刻んだものや、大根などでも美味しいですよ。

じみやあさりなどの貝類は、殻ごと調理できる食材の一つ。
薬膳の考え方では「一物全体」といい、丸ごといただけることが良いとされています。
せっかくだから、殻の栄養までしっかり摂りたいですよね。
そんな時は、お酢を少々加えるのがコツ。殻の栄養分が溶けだしやすくなります。
少量だから、スープの味も邪魔しないし、旨味がアップします♪
酒毒を弱める働きもあるから、二日酔いに効きますよ~(^^)。

膳では、男性は「気(元気、やる気など)」から生まれ、また、女性は「血」から生まれるといわれます。
なるほど頷けますよね。
そういったところからも、薬膳知識や食材の効能を知って、自分に必要な食材を意識的に取り入れつつ、建設的な栄養管理ができるのが、薬膳のいいところかな♪
皆さんも、身近に薬膳をとりいれてみてください(^^)。

冷凍庫に「しじみ」をストックして…
好きな時に簡単、時短で調理できる「しじみと夏野菜(オクラ)の薬膳スープ」、ぜひお試しあれ♪

では、今回も最後までお読みくださり、ありがとうございましたm(_ _)m。