こんにちは。
KANAパンの「おうち薬膳Cafe」です。
今回は、黒豆を使ったレシピです。
おすすめ食材「黒豆」に、鶏肉(鶏胸ひき肉]と玉子、ホワジャオ(花椒)の組み合わせ。
育ち盛りのお子さんも喜ぶ、パパっと作れて簡単!「カフェ風黒豆ご飯の鶏そぼろあんかけホワジャオ(花椒)風味」をご紹介します。
★黒豆は水煮を使用。
豆類の水煮や蒸し豆は以前と比べて種類が豊富。大豆、ひよこ豆、小豆、黒豆、数種ミックスされたものなど、色々なものが出回っています。
豆を煮るのには時間と手間がかかりますが、この水煮や蒸し豆は時短になり、日持ちもして、とても便利!私も色々な種類の豆を冷蔵庫に常備しています。
今回は
・黒豆ご飯に鶏そぼろと炒り卵を上にのせるだけの、簡単!美味しくって栄養満点の「黒豆ご飯の鶏そぼろあんかけ・ホワジャオ(花椒]風味」
・おすすめ食材「黒豆」と鶏肉・玉子(鶏卵)・ホワジャオ(花椒)の効能
も併せてご紹介します。
カフェ風「黒豆ご飯の鶏そぼろあんかけ・ホワジャオ(花椒)風味」の作り方
材料(3人分) 所要時間30分
・米 3合
・黒豆水煮(蒸し黒豆) 1/2 パック
・酒 大さじ2
・塩 小さじ1
・鶏ひき肉 200グラム
・しょうが 1かけ
・水 200CC(1カップ)
・酒 大さじ2
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・ホワジャオ(花椒)少々
・片栗粉 小さじ1
・玉子 3ケ
・バター 大さじ1
作り方
★まずは、下準備から♪
・分量の米を洗ってザルにあげておく。
・しょうがひとかけをみじん切りにしておく。
STEP1
★一番時間のかかる、黒豆ご飯から炊きましょう!
炊飯器の早炊きコースをセット⇒炊き方は、普通の白米の炊き方と同様です。
➀分量の米と水、黒豆を入れる。
➁酒大さじ2、塩小さじ1を入れ、軽く混ぜてから炊飯、スタート!
STEP2
黒豆ご飯を炊いている間、鶏そぼろを作りましょう♪
➀小鍋に、・水 200CC
・酒 大さじ2
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2を入れ、中火で煮たてます。
➁下準備でみじん切りにしておいたしょうが1かけを入れて、香りがたってきたら鶏ひき肉を入れる。
➂ 菜ばしで手早く混ぜながら、肉が白く火が通ってポロポロになるまで、約5分煮る。
➃煮ている間に、片栗粉を水で溶いて(水溶き片栗粉)おく。
➄香り付けのスパイス、ホワジャオ(花椒)をお好みで入れる。
➅水溶き片栗粉を入れ、とろみがでたら火を止めて完成!!
STEP3
★仕上げの炒り卵を作りましょう!!
➀玉子3ケと塩ひとつまみを入れて、割りほぐします。
➁フライパンを中火にして温まったら、バター大さじ1を入れ、溶け出したところに玉子を入れて手早く菜ばしで混ぜて
固まってきたら火を止める。
黒豆ご飯が炊きあがったら、軽くしゃもじで混ぜ、蒸らします。
お皿に、炊きあがった黒豆ご飯⇒炒り卵⇒鶏そぼろ⇒スプラウト(今回はカイワレダイコン)を飾って完成!!
今回のおすすめ食材!黒豆・鶏肉・玉子(鶏卵)・ホワジャオ(花椒)の働きと効能
黒豆って、薬膳食材のなかでも特に、効能がたくさんあるから、もっと普段からどんどん使ってほしい食材の一つです。
でも、黒って…色も味も、存在感ありすぎ。
合わせる食材もなかなか難しい~。
豆から煮るのも時間や手間がかかってしまうので、それも敬遠してしまう原因の一つですが、今回の、水煮や蒸し豆なら、気軽に使えます♪
黒豆の効能は?
・五味: 酸 苦 甘 辛 鹹(塩味)のなかの「甘」⇒甘味の食材は滋養強壮の効果があって、疲れに効く。
・五性:熱性・温性・平性・涼性・寒性 のなかの「平性」⇒平性は、体を温め過ぎず冷やしすぎず、バランスがよい。
・帰経:脾・腎 ⇒「脾」というのは消化、吸収機能⇒食欲を増進させたり、疲労回復によい。
「腎」というのは生命力を蓄え生長や発育に関係する機能⇒体に精がついて、滋養強壮や血の巡りをよくする。
今回の薬膳ポイントその1
★黒豆は、疲労回復によく、体を温めすぎず冷やしすぎないバランスのとれた食材なので、普段から積極的に食べたい食材
この他にも薬膳では、黒豆のように、
★黒い食材は腎の働きをよくすると考えます。
他にも、黒ごまやきくらげなど…、黒い食材。意識的に取り入れてみてください。
鶏肉の効能は?
・五味:酸 苦 甘 辛 鹹(塩味)のなかの「甘」⇒滋養強壮
・五性:熱性・温性・平性・涼性・寒性 のなかの 「温性」⇒体を温める食材。
・帰経: 肝・脾・胃に効く。
今回の薬膳ポイントその2
★鶏肉は、気(元気、やる気などの気)や血を補って、体(特に、脾や胃)を温めてくれる食材で、虚弱体質や老化予防によい食材。
玉子(鶏卵)の効能は?
・五味: 酸 苦 甘 辛 鹹(塩味)のなかの「甘」⇒滋養強壮
・五性: 熱性 温性 平性 涼性 寒性 のなかの「平性」⇒バランスがよい食材
・帰経: 肺・脾・胃・心・肝・腎に効く。
★玉子は体内の乾燥を改善し、血を補ってくれるのでドライアイ、貧血にも効果あり、また、心の機能を回復させるので落ち込んだり元気がでない時によい食材。
ところで…
スパイスであるホワジャオ(花椒)にも効能があります。どんな効果があるかというと、
・五味は辛。刺激度マックス!
・五性は熱性。温め度もマックス!
・帰経は脾・胃・腎
ということで、冷えによる腹痛だったり、胃を温めてくれ、体内の巡りがよくなります。
4月ってまだ気温差があります。体が冷えて温めたい時や冷えによる血行不良で肩がこる…なんて時におすすめします。
少量を入れることによって、香りよし♪味よしです♪
ただ、刺激が強いので、まずは少量から。
ぜひ色々な料理に活用してみてください。
では、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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