こんにちは♪
KANAパンの「おうち薬膳Cafe」です。
梅雨シーズン。雨ばかりで、憂うつになってしまいますね。
そんな、梅雨寒の日にぴったりな、「簡単!丸ごとオニオンスープ」はいかがですか?
トマトとゴボウも入って、ヘルシー度アップ♪
多めに作り置きしておくのもおすすめです。
今回のポイント
①玉ねぎスープは多めに「作り置き」がオススメ。
②玉ねぎがとろ~りとするまで、弱火でコトコト。
薬膳オニオン丸ごとスープ(トマトとごぼう入り)作り方は?
薬膳オニオン丸ごとスープ
<材料> 4人分
・玉ねぎ 4ケ
・トマト水煮缶 約1/3
・ゴボウ 約10センチ
・コンソメ 適量
・水 適量
・塩
・胡椒
仕上げ用
・粉チーズ 適量
・松の実 適量
☆はじめに下準備から…
・玉ねぎは、皮をむいて、根っこの部分のみを切り落とす。(上の部分は残す。)
・ごぼうを軽くこそぎ、斜め薄切りにする。
(切ったごぼうを、酢水にさっとつけ、ザルにあげておくと、変色を防ぐことができます。)
・松の実は、フライパンで炒っておく。
<作り方>
①玉ねぎが入るサイズの大きめの鍋に、玉ねぎ・ごぼう・玉ねぎがかぶるくらいの水・コンソメを入れ、火にかける。
(初めは中強火⇒沸騰したら火を弱めて中火に。)
②蓋をして、少し開けた状態にして、中弱火でコトコト煮ていきます。
③約40分、コトコト煮ているうち、玉ねぎ上部の茎の切り口から細かい泡がふつふつ出てきたら、あと、もう少し!
(玉ねぎ上部から泡が出なくなったら、芯まで火が通った合図。スープの色が、琥珀色になってきます。)
④トマトの水煮を入れ、さらに約5分間、煮ます。
⑤塩、胡椒で味をととのえ、
松の実と粉チーズをかけたら…
完成です♪
※作り置きして、冷蔵庫内で2~3日間、日持ちします。
また、保存袋に入れて冷凍も可。レンジでチンして食べてもいいし、リゾットなどにアレンジしても美味しいです。
玉ねぎだけでこんなに甘くてコクもある美味しいスープができるのだと、玉ねぎってすごい!
見た目にもおしゃれで、ヘルシーなので、おもてなしにも喜ばれます。
ポイントは、弱火でじっくりコトコト…芯の中までしっかり火を通すこと。
時間に余裕がある時に多めに作っておけば、次の日は温めるだけでいいから、忙しい朝など…助かりますね。
また、私は、保温調理器の「シャトルシェフ」を使ってもよく作ります。
煮る時間も大幅に短縮でき、あとは待つだけ。
焦がす心配もなく、安心して、待っている時間に他の作業ができます。
便利で、しかも経済的なので、長年使っていますが、とても重宝しています。
おすすめ夏食材「トマト」の特性と効能は…?
トマトは、夏野菜の代表選手。
夏野菜に多い、体を冷やす特性があり、夏の暑さに負けない体作りには欠かせない食材です。
◎五味 酸 苦 甘 辛 鹹(塩味)のなかの「甘味」と「酸味」
◎五性 微寒
◎帰経 肝 脾 胃(に作用する)
今回の薬膳オニオンスープ。
トマトとごぼうを加えることによって、温め度が強い玉ねぎを、熱を冷ます効果のあるトマトとごぼうが和らげ、バランスがとることができます。
「玉ねぎで、体の滞った気や血の巡りをよくし、また、温め過ぎてしまわないよう、トマトとごぼうの「余分な熱を冷ます作用」を利用し、バランスをとる…。」といったイメージかな。
梅雨寒の日の「おうち時間」にホッと温まる、薬膳玉ねぎスープです。
良かったら、お試しください♪
今回も最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。