こんにちは♪
KANAパンの「おうち薬膳Cafe」です。
今回は、育ち盛りのお子さんを応援する「子供薬膳」から♪
簡単で時短!えび「天むす」のレシピをご紹介します。
食べやすくて栄養満点の「天むす」。
えびは基礎代謝を高め、元気が出る食材。
コロンとした小さめのサイズのおにぎりに、えび天をのせて、甘辛のタレをかけます。
玉子はいれません。
お弁当にも喜ばれます。
小さなキッズから中学生高校生のお子さんまで、夏の暑さに負けず、元気いっぱいにすごして下さいね。
忙しいママも応援します♪
今回のポイント
①エビは冷凍バナメイエビで簡単時短。
②えび天は天ぷら粉なしでも美味しく作る
③海苔の巻き方のコツは?
簡単で時短!おいしい「天むす」作り方
「天むす」作り方
材料(8個分)
・ごはん 適量
・冷凍むきバナメイエビ(7~8センチサイズのもの)適量
・小麦粉 60グラム
・水 適量
・海苔(おにぎり用サイズ)8枚
えびの下ごしらえ用
・片栗粉 少々
・塩 少々
タレの材料
・醤油 大さじ4
・みりん 大さじ4
・砂糖 小さじ1
・油(揚げ用)
仕上げ用
・黒ごま 少々
下ごしらえ
・冷凍エビは冷蔵庫で解凍しておく。
(揚げたてのえび天をつまみ食いしたくなることも考えて、エビは多めに準備することをオススメします♪)
・解凍したエビを片栗粉と塩少々で、もみ洗いする
(このひと手間で、ぬめりや臭みがとれます。)
・エビをキッチンペーパーなどでおさえて、水気をしっかりとっておきます。
(これ、揚げ物の時の鉄則ですね。)
<作り方>
①小麦粉に水を適量入れてかき混ぜ、固めの衣を作ります。
(エビにしっかりと衣がつくくらいの固さです。水は少しずつ調節しながら入れてね。)
ポイント
混ぜ方は、菜箸をグルグル回してかき混ぜず、横に(菜箸を)切るように混ぜると上手くいきます♪
②フライパンに少なめの油を160度に熱し、エビに衣をつけ、揚げ焼きしていきます。
(片面がいい色になったら、ひっくり返し、裏側を焼く感じです。)
☆すべて揚がったら、お次はタレ作り。
醤油、みりん、砂糖を小鍋に入れ、とろみがつくまで煮詰めていきます。
(火加減は中火です。)
☆では、いよいよ、握っていきますよ♪
手のひらの上に
ラップ⇒ご飯⇒そして、真ん中にえび天を置いて…
おにぎりを握る要領で(ラップごと)握ります。
(ごはんの量は約40グラム)
海苔を巻いて…
(おにぎり用サイズがちょうどいいよ♪)
下の部分を折りたたんだら…
形を整えます♪
最後にタレをお好みでかけて…
完成!
お好みで、黒ごまもかけてね。
子供の薬膳で大切なこと「心身一如」とは?
このレシピは、私のオリジナルではありませんm(_ _)m
今回、「こども漢方」(草鹿碇宗隆・佐藤大輔 著 源草社)のレシピを参考にさせていただきました。
「子どもの薬膳」に興味をもちだした私が初めて読んだ本なのですが、とても奥が深い~。
何度も読み返しているうちにようやく、少しずつ理解できるようになってきました。
この本の巻末についていた、レシピが、すごく参考になっています。
その中にある、今回の「天むす」レシピも、我が家の大人気メニューの一つです♪
食べやすくて、栄養満点だから「天むす弁当」にしてもいいですね。
ところで、この本を何度も読み返していて、ぜひ、皆さんとシェアできたらいいなと思った言葉があります。
それは、「心身一如」。
この、「心身一如」という言葉は、薬膳漢方での基本的哲学ではよく使われるのですが
どういう意味なのかというと、「(人の)心とからだは繋がっている。心と体は一体。」なのだということ。
この本の著者の、小児科の先生が、体の不調を訴えて来院される子どもの患者さんを診るときに大切にしていることは何か。
それは、その患者さんの体と心…全体を診ること。
子どもって、発熱や夜泣き、冷えなど…、原因がはっきりしない症状が出ることも少なくありません。
そこには、体質だったり、心の状態が深く関係することも…。
なので、「希望に満ち溢れた状態なのか、悔しい思いでいっぱいなのか、悲しくてしょうがないのか…来院された患者さんがどういう心の状態でいらっしゃっているのか。」を診ることを大事にされているのだそうです。
幸い、我が家の子供たちは大した病気もなく、スクスク元気に育ってくれています。
これも、周りの支えがあってこそ。
育児って、本当に、一筋縄ではいかないもの。
親御さんの愛情と周りの人々のサポートがあって、子どもははじめて、健やかに伸び伸びと成長していくことができます。
大人になるまでにはまだまだこれから、様々なことがあるでしょう。
そんな子どもたちを、周りに支えてもらいながら、できるかぎり(うざいなんて言われない程度に…(笑))、体と心の両面からサポートしていけたらと思いました。(まじめか^^;)
育児を頑張っている皆さん、一緒に頑張りましょう!
では、今回も最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。