こんにちは♪
皆さん、楽しい夏休みをすごしていますか?
夏休みといえば、「自由研究」。
毎年、どんなテーマにしようかと頭を悩ませる子も少なくないと思います。
そこで、
楽しく料理して実験して、さいごにみんなで乾杯しよう!
「酵母の炭酸ジュース」をご紹介します。
皆さんがよく食べている「パン」。
ふんわり、香りもよくって、とっても美味しいですね。
このパンがなぜ膨らむのか、知っていますか?
パン作りに欠かせない材料の一つに、酵母があります。
この酵母の働きのおかげで、美味しく、ふっくらとした香りのよいパンができあがるわけです。
でも実は、酵母の力はそれだけではありません。
皆さんの大好きな飲み物「炭酸ジュース」。酵母の働きを利用して作ることができるんですよ。
では、実際に、炭酸ジュースを作ってみましょう。
※必ず、おうちの方と一緒に作ってくださいね。
また、最後に、今回の自由研究「酵母の力で炭酸ジュース作り」の書き方とまとめ方もあるので参考にしてみてください。
酵母の力で炭酸ジュース作り
炭酸ジュースの作り方
(できあがり半日~翌日)
<ひつような材料>
・果汁100%のフルーツジュース
(りんご・ぶどう・パイナップルがおすすめです。)400cc
・パン酵母(ドライイースト) 2グラム
<ひつような道具>
・500ccのペットボトルもしくは、フタ付きの容器
<作り方>
①容器に、果汁100%のフルーツジュースを入れる。
②その中に、少量の水でとかしたドライイーストを加える。
③ペットボトルのフタをしっかりとしめて、軽くふり、ジュースと
なじませる。
④フタをゆるめにしめて、あたたかいところにおいておく。

炭酸ジュース材料
☆これで、準備は完了です。
どのように変化していくのかな。
よーく観察してみてね。
~数時間後~
なんだか、ジュースの色が変わってきましたよ。
そして…、
ジュースの上の方がぶくぶく泡だってきましたね。
フタを少しゆるめてみよう。
シュワッとしたかな??
この泡は、ドライイーストがジュースの糖分を使って、炭酸ガスを作っているからです。
発酵がすすみ、フタをゆるめてみて、じゅうぶんな炭酸ガスが出るようになったら、炭酸ジュースの完成です。
※気温により、変化(発酵)の度合いや進み具合が変わります。温かい方が、よく発酵します。
※フタはゆるめに、かるくしめるくらいにしましょう。(発酵が進みすぎ、破裂する危険を防ぐため。)
※じゅうぶんに発酵したジュースは、それ以上の発酵を防ぐため、冷蔵庫に入れて早めに飲みましょう。
※なかなか発酵しない場合、砂糖を大さじ1(15グラム)入れると、発酵しやすくなります。
オレンジジュースやスポーツドリンクでもできますが、他のジュースに比べて発酵に時間がかかります。砂糖を入れるとよいでしょう。
では、じっさいに、完成した炭酸ジュースを飲んでみましょう♪
美味しい、炭酸ジュースになりましたか?
ご紹介したジュースの他にも、色々なジュースで試してみるのもいいですね。
このように、パンを膨らませたり、ジュースを炭酸ジュースに変えてしまったり…、「酵母」のちからって、すごいですよね。
酵母には、糖を使って、アルコールと炭酸ガスをつくるという性質があります。
これを酵母のアルコール発酵といいます。
自由研究の書き方・まとめ方
では、今回の炭酸ジュース作りの様子を、1枚の紙にまとめてみましょう。
どんなことを書けばよいのか、イメージがなかなか、わかないこともあるかもしれません。
そんな時は、こちらを参考にしてみてね。
例をあげてみると…
☆観察の様子と記録を時間の経過とともにくわしく書いてみよう。
(写真や絵なども使って、視覚的にもわかりやすくすることがポイント。)
☆酵母の性質や歴史について、図書館やインターネットなどで調べて書いてみよう。
☆酵母の働きを使った食べ物は、他にはどんなものがあるかな?くわしく調べてみよう。
今年の夏休みは、新型コロナウイルスの影響で、例年より短い休みとなってしまいましたが、皆さん、計画どおりに進んでいますか?
宿題の方も順調に進んでいるかな?
早寝早起きなどの規則正しい生活と体調管理はしっかりして、楽しく充実した夏休みを過ごしてくださいね。
では、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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