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朝ごはん薬膳スタイルレシピ

薬膳朝食としておすすめしたい!簡単時短でできる「あずき粥」のレシピ。

あずきがゆ朝ごはん

こんにちは♪
KANAパンの「おうち薬膳カフェ」です。

梅雨シーズン。
朝からどんよりとしたすっきりしない曇り空。
なんだか体が重くって調子が出ないな…って日、ありませんか?

そんな時は、朝食で元気をつけようと、無理に沢山、食べようとはせず…
まず、胃腸の働きをよくし、
体の水はけをよくする食材…といえば…?

そう、あずきです。

今回は、胃腸の調子を整え、体の水はけをよくする10分でできるあずきがゆ」をご紹介します。
ゆであずきを使用した、簡単・時短のあずきがゆです。

体も気分もシャッキリと…毎朝、1日のよいスタートを切れますように…。

簡単時短10分でできる「あずき粥」の作り方 (所要時間10分)

<材料> 2人分
市販のゆであずきが便利‼
・ゆであずき 1/2袋
・ごはん  お茶碗2杯分
・水   600cc 
・塩   小さじ1

☆初めに下準備から
・ごはんを、ザルに入れて、水で洗い、ぬめりをとる。

<作り方>
小鍋にごはんを入れ、火にかけます。
(初めは中強火⇒沸騰したら火を弱めて中弱火にする。)
泡が出てきたら、すくいとる。
③ゆであずきを入れて、軽くほぐしながら混ぜ、さらに2、3分煮る。
④塩を加えて軽く混ぜ、蓋をしたら火を止めて、しばらく蒸らします。
完成~!!

あずきの特性と効能は??

ずきって、お赤飯をはじめ、「ハレの日」に食される食べ物だというイメージが強いですよね。
あずきがゆも、例外ではなく、小正月の1月15日の日に邪気払いと、1年の健康を願って食べる風習があります。

これには、あずきがもつ赤色が関係していて、古くから祭祀の場において、小豆が用いられてきました。
平安時代の書物、紀貫之「土佐日記」にも「小正月の朝に「あづきがゆ」を食した」という記述が残っています。

膳食材としての観点からみてみると、あずきは生薬の「赤小豆 せきしょうず」といって、むくみ改善などの薬膳料理によく使われる食材です。

では、五味・五性・帰経を確認してみましょう。
◎五味 鹹(塩味)のうちの「甘味」「酸味」
◎五性 熱性・温性・平性・涼性・寒性のうちの「平性」
◎帰経 (に作用する)

ずきは、胃腸の調子を整え、水の巡りをよくする食材。
「平性」で、温めすぎず冷やしすぎない性質。
梅雨シーズンにありがちな、湿気からくる全身のだるさやむくみ、水太りなどを感じた時に特におすすめです。
体の中の毒素を排出する作用もあるので、吹き出物や肌荒れにも効果があります。

ですが、これもバランスが大事のようです。
あずきは、治す作用も強いですが、副作用も出やすい薬膳食材の一つです。
これは、中国最古の薬物書「神農本草経」にも記されていることから、
美味しいあずきですが、なるべく、長期間の常食は避け、適度な量を食べるようにするのが良さそうです。

まだある!梅雨シーズンにオススメの水はけをよくするために適した食材は?

・はと麦
・そば
・かぼちゃ
・きゅうりや冬瓜などのウリ類
・海藻類
・生姜
・バナナなど…。

食であずきがゆを食べて、胃腸も元気!水はけのよい体になったら、お腹が空くのがいつもより早くて、ランチの時間が待ち遠しい~(これ、私のことかも(^^))。

ランチタイムには、お肉に魚などのタンパク質、フルーツなどのビタミン・ミネラル…、バランスよくモリモリ食べて、元気に一日、頑張りましょう!!

では、今回も最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。